平成24年2月22日 魁罡
2012-02-22
今年に入ってから、芸能界では
訃報が続き、彼らに何があったのか、
こんな仕事をしていると、不謹慎であると
分かりながらも突き止めたい気持ちが自然と湧く。
先日も生徒さんとの勉強会で
太平シローさんの急逝について調べていたら、
見事に鳥肌が立った。
心得のある方であれば、
すぐに分かるとだけ書いておきます。
最近では田子ノ浦親方。
相撲界に詳しくない私でもこの親方は知っている。
年齢はお若いが、弟子の育成に熱心で
実直で曲がったことの嫌いな
黒いものは白、などと絶対に言えない人。
昨年、八百長問題が取り沙汰された中でも
この部屋の弟子達はまったくの無縁だった。
ここからも親方のきちんとした指導力が窺える。
相撲界全体が悪く言われる中、
今後の相撲界の事を懸命に考え、世間に発信し、
間違ったことには真っ向から異論を唱える、
こんなスパッとした人もいるんだと思った。
親方の命式を見て、
十二運は『絶』『養』『墓』と
大きな事をされた人物にしては
若干弱めだが日干支を見て
アッと驚いた。
親方は『壬辰』日生れで、
たった4つしかない魁罡(かいごう)星の持ち主だった。
魁罡は「庚辰」、「壬辰」、「庚戌」、「戊戌」の
4パターンの干支で日柱(生れ日)に
入ると作用が最も強く現われやすいと
いわれており
魁罡を持つ人はワンマンな社長タイプで、
命式内に刑冲なき場合は、
文武両道で名声を上げるような
見た目も醸し出す雰囲気も、威厳のある風貌が特徴的。
さらに美形な人が多い。
あらゆる場面で強い自主独立精神を発揮するも、
剛情で気性の激しい面があり、
時に人を制圧する力を持ったり、時に暴力的になったり、
良くも悪くも強烈な働きをする星が魁罡。
相撲部屋に似合わないパソコンを稽古場に置き、
弟子達の稽古の様子をビデオに納めては、
ホームページにアップされていたというから、
何となく知的な一面がまさにぴったり。
親方の中心を担う星は「正官」。
正官の働きは、ガチガチの大真面目人間で
曲がった行いを嫌う。
その分、人から尊敬され信用を得る星でもある。
人望の厚かった親方そのもの。
日柱、壬辰は五行で水と土の組合せで
蔵する財と流れる財の暗示。
刑冲が重なり、官星が巡れば
要注意の年となる。
なんと大運40歳から50歳まで、
「正官」運が巡ってきている。
細かい事を書くと、これかと判断する
要因がたくさんある中で、
今年は親方の日柱と同じ「壬辰」が
行運として巡ってきていたことが一番だろうか。
魁罡日生まれの場合、
自分の日干支が行運として巡る年は
『併臨の年』といって、
突然の災厄に注意せねばならない。
普段、まったく病気とは無縁の健康体と言えど
無理を押してはいけない時期である。
突如、病に倒れられた13日も
「甲辰」日と同じ辰日であった。
強い木の勢いに我が身、水のエネルギーを
持ち去られてしまったような感が否めない。
五行 水の代表的な病は
血液、血管に関連する病。
『虚血性心疾患』が
ただの偶然と言いきれるだろうか。
考えてみれば、
よくこの時期をやり過ごせたなぁと
思わずにいれない命式を持つお客様もおられる。
偶然が重なり、
複雑な運命の絡み合いから、
突如、不運に見舞われる。
それを全く知らずに通り過ぎていることもある。
占術が教えてくれる大きなポイントは
「人生の落とし穴」。
それにウッカリはまらないよう、
天冲、空亡などを先読みし、
あらゆる危険を『予測』をして、
回避することが賢明であると
先人達は教えてくれ、
これまでの永い年月、変わる事無く受け継がれてきた。
私がいつもお客様に言うことは、
まずは「自分の運の流れを自覚する」こと。
そこからが新しいスタートではないでしょうか。
