平成20年11月11日 五黄の寅
1950年 庚寅(五黄土星)甲辰日生まれの男性から
「私、五黄の寅年生まれだから身体は丈夫って皆から
言われてたのになぁ。おかしな病になってしまった。」
と言われました。
男性は今年で満58歳。
今から約30年前、彼は結婚後、奥様との間に
一児をもうけました。
働き盛りの20歳代半ばで、突然、足に紅斑がひろがり
口の中にはひどい口内炎ができ、悩んだ末
あちこちの病院をまわりました。
何度目かの病院で下された診断名は
難病指定疾患のベーチェット病でした。
別名、シルクロード病と呼ばれ、当時は
ほとんど知られることもなかったようです。
今もって原因はほとんどわかっていません。
この原因不明の難病の酷なところは、
長い年月をかけ片方ずつ失明すること。
現在は、色々な治療方法もあるようですが
まだ完璧ではないようです。
つい先日、失明にいたり彼は光を失いました。
本当は2年も前から、私の姿はとうに見えて
いなかったのでは・・・
以前から何となく気づいていましたが、はっきり
それを聞いてかなり寂しく思いました。
私が四柱推命を習いかけた頃、光徳先生から
「甲、乙(木の生まれ日)の人は、原因不明の病やに
なりやすく精神的にもろい人がなぜか多い。」
と聞いたことがありました。
まさかと思いつつも、
その後、お客様の鑑定の際、疾病にかかりやすい
体質かどうか調べるときは、木の生まれかどうかも
考慮に入れて見ています。
ただ、木の生まれだから=身体が弱い、ではありません。
日支や月支用神に対して剋しにくる‘金‘
が命式中にあるかないかなど、
他にも考察する点はたくさんあります。
また、『五黄土星』には中宮、中央に座する”真ん中”という
象意があり土の中でも、広大な砂漠や大地を意味します。
以前に、中国針の鍼灸師の先生から、
水が多すぎると土が腐敗するという意味もある
五黄土星生まれの人は卑臓器を中心に内臓に
不調を訴える人が多いので、食べ物は特に気を
つけるように、と教わったことがありました。
ですので、彼の言う「五黄の寅は身旺で丈夫。」というのは
おおよそ、昔の人の迷信的なところが多いでしょう。
しかしながら、四柱推命も科学的に出された統計学で
的中率は高いとはいえ100%とは言い切れません。
それでも、木の生まれ日で十二運に『病』が
あったりすると、かなりの確率で若いうちから
持病を抱える人が確かに多いのです。
私自身は、あながち見捨てられない項目として
見るようにしています。
そして・・・。五黄の寅の男性は、鍼灸師を目指して
学校に通われています。やる気は誰にも
引けを取らないのは、さすが五黄土星です!

本日、徹子の部屋で鹿賀丈史さんが出ていらして60年に一度の「五黄の寅」と自身のことを言われていて興味を持ちました。
エネルギッシュな方が多いのでしょうかね?
丙午とどっちが強いのでしょうか?紀子さまがそうですが芯はお強いと思います。
コメント有難うございます。
かなり以前に書いたものだったので、読んでいただき嬉しく思います。
この男性も鹿賀丈史氏も1950年生れ、『五黄の寅』とは帝王の星である五黄土星が中宮に巡った年のことを言います。
実は、この年の「庚寅」年が60年に一度巡るのであり、「五黄の寅」は36年に一度巡ってきます。
ちなみに次回は2022年「壬寅」年が『五黄の寅』です。
この男性、もう還暦越されて今尚、お元気です^^
『五黄の寅』にこただわらず、全般に見て強くその人を表す部分は、生れた年ではなく、生れ月や生れ日なのです。
昔から『五黄の寅』、同じく『丙午』の女は嫌われるとか自我が強すぎて嫁に行っても返される、なんてよく言われたそうで、
これは女性が男性を凌ぐ勢いを持つ、という意味から来たもので
「男尊女卑」的な時代の背景が大きく支配してますよね。
ですが、全員この年の生れの人がメラメラ燃えるような意思を秘めた強い人物であったり、闊達な人物ばかりか?というとそうではありません。
生れた年よりも、その人自身を強く表すのは何と言っても生れた月や日の方が大きい。
実際に『丙午』は出産率が少なかったようですが、古代中国の儒教理念に基づいた都合の悪い存在は排他しろ的な考えから来ているようです。
半分は迷信と言っても良いかもしれません。
私どもは生れた日から月、年の順に命式を見ますので、
『五黄の寅』か『丙午』どちらが強いかとは、一言では言えません。
要は、生れた年・月・日・時間の五行バランスで、吉凶も健康も見ているのです。